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自家製トピック
言葉の阿修羅 bokete.jp を再び遊覧す
2014年10月16日(木)
「ボケて(bokete): 写真で一言ボケるウェブサービス」bokete.jp を久しぶりにのぞいてみました。

 ここでは心胆寒からしむる異才・鬼才の存在が、うようよしています。俊作と、そうでないものの差はとても大きいのですが、それはそれ、アフィリエイトでスポンサーが付いている以上、多数の人を寄せるためには、いたしかたありません。「読むより書く」、「見るより出す」が、いまの世相です。

 この bokete.jp では、「ボケて」のひとことで、画像と言葉の通常の関係性(二者択一:いわゆるオルタナティブ、あるいは、キャプション:説明のために付加)を破壊して、新しい両者の関係を築くための契機としているのです。

 たとえば、下の画像を見てください(一般に画像の引用はNGですので、サムネイルにページのリンクを貼ります。その先の事情はもう知りません)。

bokete.jp へリンク

「ママに変装したのび太とそれを見て似ていると笑うドラえもん」という構図なのでしょう。しかし、この場にドラえもんは存在していない、という想定も可能なのです。つまり「ママ、(ドラえもんて)こんなんだよね?」 「のび太くんww 似てる……」 とも取れるわけで、これは言葉が、それまで絵の中にあったドラえもんを消滅させてしまう例でもあるのです(見た瞬間はそう解釈していました)。

 bokete.jp は、総じて二次的なもの(それまでによく知られたフレーズをそのまま、あるいは駄洒落として使う)が使われることも多く、それはそれでおもしろいのですが、そうではなく、身の回りの品詞だけを武器に、絵とそれにまとわりつく言葉の繭みたいなものに向かって、快刀乱麻を断つことの痛快さは、一種のカタルシスをももたらしてくれます。

 文章を書くには、人とは違う着眼点が必要であるといわれます。bokete.jp で台頭するにも同じで、それを生かせる才能が必須だと痛感しました。
 自分にもそんな着眼点がほしい。
 ひねくれている、などと自称している自分が、そのじつ、なんと素直で純朴な心の持ち主なんだろうかと、ここ bokete.jp の住人を見ていると、そんな苛立ちすら感じます。

Update:2014-10-16 Thu 20:47:58 ページトップへ
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※中川京人は、中川博之のペンネームです